中皮腫とは?症状・原因・治療可能性|アスベストに強い弁護士


中皮腫とは、胸膜、腹膜、心膜など、体内のさまざまな臓器を覆う膜に発生する悪性腫瘍です。

中皮腫を発症する主な原因は、アスベストを吸い込むことです。

この記事では、中皮腫の症状・原因・治療可能性等に加えて、アスベストに関する救済制度について解説を行います。

中皮腫について詳しく知りたいという方はもちろん、アスベストに関する救済制度にはどのようなものがあるのかを知りたいという方も、ぜひ参考にしてください。

中皮腫とは?

中皮腫とは、胸膜、腹膜、心膜など、体内のさまざまな臓器を覆う膜に存在する中皮細胞と呼ばれる細胞が異常増殖することによって発生する悪性腫瘍です。

中皮腫には、「悪性胸膜中皮腫」「悪性腹膜中皮腫」「悪性心膜中皮腫」「悪性精巣鞘膜中皮腫」の4種類があります。

中皮腫を発症する主な原因は、アスベストの繊維が体内に侵入し、長期間にわたって刺激を与えることです。

中皮腫特有の初期症状がなく、アスベスト曝露(ばくろ)から約30〜40年の潜伏期間があることなどの理由から、早期発見が難しい病気だといわれています。

 

中皮腫の意味

中皮腫は、中皮細胞と呼ばれる細胞が異常増殖することによって発生する悪性腫瘍です。

中皮細胞は、胸膜、腹膜、心膜など、体内のさまざまな臓器を覆う膜に存在します。

中皮腫が発病する主な原因は、アスベスト(石綿)です。

アスベストの繊維が体内に侵入し、長期間にわたって刺激を与えることで発症することが多い病気です。

中皮腫には、「限局性(げんきょくせい)」と「びまん性」の2種類の広がり方があります。

限局性の中皮腫の場合、特定の場所で腫瘍が大きくなります。

これに対し、びまん性の中皮腫の場合、腫瘍が膜全体に広がりながら大きくなるという違いがあります。

 

中皮腫の読み方

中皮腫は、「ちゅうひしゅ」と読みます。

 

中皮腫の種類

中皮腫は、主に以下の部位で発生します。

  • 胸膜(肺と胸壁の間の膜)
  • 腹膜(腹腔を覆う膜)
  • 心膜(心臓を覆う膜)
  • 精巣鞘膜(精巣を覆う膜)

中皮腫は、発生部位に応じて、悪性胸膜中皮腫、悪性腹膜中皮腫、悪性心膜中皮腫、悪性精巣鞘膜中皮腫に分類されます。

中でも、胸膜に発症する確率が高く、約80〜90%が悪性胸膜中皮腫です。

悪性腹膜中皮腫は全体の約10〜15%程度であり、悪性心膜中皮腫および悪性精巣鞘膜中皮腫を発症するケースは非常にまれです。

 

 

中皮腫の症状

中皮腫には、「悪性胸膜中皮腫」「悪性腹膜中皮腫」「悪性心膜中皮腫」「悪性精巣鞘膜中皮腫」の4種類があり、発症部位によって症状の出方も異なります。

胸膜中皮腫の場合、「胸痛」「呼吸困難(息切れ)」「咳」「胸部圧迫感」などの症状があります。

腹膜中皮腫の場合、「腹部膨満感」「腹痛」「腰痛」「腹部腫瘤」「便秘」「下痢」「吐き気」「嘔吐」などの症状があります。

心膜中皮腫の場合、「呼吸困難」「胸痛」「不整脈」「心タンポナーデ」などの症状があります。

精巣鞘膜中皮腫の場合、「精巣の腫れ」「陰嚢水腫」「睾丸の圧痛」などの症状があります。

また、全ての中皮腫に共通する症状として、「食欲不振」「体重減少」「全身倦怠感」「発熱」などの症状が現れることがあります。

中皮腫の症状

 

胸膜中皮腫の症状

胸膜中皮腫は、肺を覆う胸膜に発生する悪性腫瘍です。

進行度等によって異なりますが、胸膜中皮腫固有の症状としては、「胸痛」「呼吸困難(息切れ)」「咳」「胸部圧迫感」などが挙げられます。

胸膜中皮腫の患者は、胸の痛みを訴えることが多くあります。

一般的には、腫瘍が胸膜や周囲の組織に浸潤(しんじゅん)することで痛みが出ると考えられています。

また、胸膜中皮腫が進行するにつれて、胸腔内に液体(胸水)が溜まり、肺が圧迫されることで呼吸が困難になったり、胸部に圧迫感を感じることがあります。

胸膜の炎症や腫瘍の存在による刺激が原因で持続的な咳が出る方もいます。

 

腹膜中皮腫の症状

腹膜中皮腫は、腹腔を覆う腹膜に発生する悪性腫瘍です。

進行度等によって異なりますが、腹膜中皮腫固有の症状としては、「腹部膨満感」「腹痛」「腰痛」「腹部腫瘤」「便秘」「下痢」「吐き気」「嘔吐」などが挙げられます。

腹膜中皮腫が進行すると、腫瘍の成長や腹腔内に液体(腹水)が溜まることで、腹部膨満感や食欲不振などの症状が出現します。

腫瘍のサイズや腹水の量によっては、腹部が大きく膨らむこともあります。

また、腫瘍や腹水が消化器官に影響を与えることで、吐き気、嘔吐や排便異常などの症状が出る方もいます。

 

その他の中皮腫の症状

その他の中皮腫には、悪性心膜中皮腫と悪性精巣鞘膜中皮腫があります。

悪性心膜中皮腫は心臓を覆う膜に発生する悪性腫瘍で、固有の症状としては「呼吸困難」「胸痛」「不整脈」「心タンポナーデ」などが挙げられます。

中でも、心臓の周囲の袋(心嚢)に液体が貯まる心タンポナーデの症状が出ると、心臓の機能が著しく低下する危険な状態に陥ることがあるため、注意が必要です。

悪性精巣鞘膜中皮腫は精巣を覆う膜に発生する悪性腫瘍で、固有の症状としては「精巣の腫れ」「陰嚢水腫」「睾丸の圧痛」などが挙げられます。

 

中皮腫の初期症状はわかりにくい?

中皮腫は、その初期症状が非常にわかりにくい疾患として知られています。

中皮腫の初期症状がわかりにくい理由として、「症状の非特異性」「潜伏期間の長さ」「症状進行の緩慢さ」などがあります。

 

症状の非特異性

中皮腫の初期症状は、他の一般的な疾患と似ていることが多く、特異的な症状がありません。

例えば、胸膜中皮腫の初期症状である「胸痛」「咳」「息切れ」などは、風邪や気管支炎などでも見られる症状です。

また、腹膜中皮腫の初期症状である「腹部の不快感」「腹部の膨満感」などは、消化器系の軽い不調でも起こりうる症状です。

中皮腫に特異的な初期症状がないため、受診や診断が遅れやすいといえます。

 

潜伏期間の長さ

中皮腫の主な原因であるアスベスト曝露から発症までの潜伏期間は、通常30〜40年と非常に長期です。

このため、過去のアスベスト曝露と現在の症状を結びつけることが難しく、初期症状を見逃しやすくなります。

 

症状進行の緩慢さ

中皮腫は、ゆっくりと進行することが多いため、初期段階では症状がほとんど現れないか、症状が現れたとしても軽微なことが多い病気です。

そのため、患者自身が異変に気づきにくいという傾向があります。

 

 

胸膜中皮腫の末期症状とは?

胸膜中皮腫の末期症状には、「呼吸困難」「強い胸痛」「咳」「胸水貯留」「神経症状」などの症状があります。

胸膜中皮腫が進行すると、胸膜に腫瘍が広がり、胸腔内に大量の胸水が貯留することが多くなります。

この胸水が肺を圧迫し、呼吸が非常に困難になります。

また、腫瘍が胸膜や周囲の組織に浸潤することで、胸部や背中、肩などに強い痛みを生じることがあります。

胸膜の炎症や腫瘍の存在による刺激が原因で、血痰を伴う持続的な咳が出る方もいます。

 

 

中皮腫の原因とは?

中皮腫の主な原因は、アスベストを吸い込むことです。

アスベストの繊維が長期間にわたって体内の細胞を傷つけ、炎症を起こし続けることで、中皮腫が発生すると考えられています。

また、アスベスト以外の鉱物繊維や放射能の影響、遺伝的要因なども中皮腫の発症に影響を与えるといわれています。

 

アスベストが原因の場合

中皮腫は、主にアスベストを吸い込むことで発症する悪性腫瘍です。

アスベストは、かつて建築材料などに使われていた天然の鉱物繊維です。

粒子が非常に細いため、空気中に飛散しやすく、一度肺に入ると体外に排出されにくい性質があります。

アスベストの繊維が肺に入ると、排出されないまま長期間にわたって、体内の細胞を傷つけ、炎症を起こし続けます。

長年の間にこの炎症が繰り返されることで、中皮腫が発生すると考えられています。

 

アスベスト以外の原因とは?

中皮腫の主な原因はアスベストですが、「アスベスト以外の鉱物繊維」「放射線治療」「遺伝的要因」なども中皮腫の原因となると考えられています。

アスベスト以外の鉱物繊維としては、ゼオライトなどが挙げられます。

また、過去に放射線治療を受けたことがある人は、放射線が細胞のDNAに損傷を与えるため、中皮腫のリスクが増加する可能性があります。

加えて、特定の遺伝子変異が中皮腫の発症リスクを高めることがあります。

例えば、BAP1遺伝子の生殖細胞系列の変異がある人は、中皮腫を発症する確率がそうでない人に比べて高いことがわかっています。※

※参考:悪性胸膜中皮腫診療ガイドライン2020年版を利用するにあたり|日本肺癌学会

 

 

中皮腫の治療方法と治る可能性

中皮腫の治療法には、主に「外科療法」「化学療法」「放射線療法」「緩和ケア」があります。

進行度や個人の体質等によって、どの治療法を行うかは異なりますが、一般的には、複数の治療法を組み合わせて行います。

中皮腫は、発覚したときには進行していることが多く、診断確定からの生存期間は7〜17ヵ月ともいわれています。

しかし、早期に発見ができた場合には、手術を行うことによって5年生存率を伸ばすことが可能です。

アスベスト曝露の心当たりがある方は、異変を感じたらすぐに医療機関を受診することをおすすめします。

 

 

アスベストの被害者の5つの救済制度

アスベスト被害にあってしまったら、以下の5つの救済制度のいずれかの対象者であるかどうかを確認しましょう。

  • 国からの建設アスベスト給付金を請求する
  • 国とのアスベスト訴訟の和解手続を利用する
  • 労災の申請をする
  • 石綿健康被害救済制度による給付を請求する
  • 会社に対して損害賠償を請求する

 

国からの建設アスベスト給付金を請求する

建築アスベスト給付金とは、建設作業によるアスベスト曝露で「中皮腫」「肺がん」「アスベスト肺(アスベストーシス)」などのアスベストが原因で発症する病を患った方や、その遺族の方に対して、国から支払われるお金のことです。

建築アスベスト給付金の対象者であれば、最高で1300万円を受け取ることができる可能性があります。

ただし、建設アスベスト給付金を受け取るためには、「アスベスト関連疾病にかかった旨の医師の診断日」または「アスベスト肺に係るじん肺管理区分の決定日(アスベスト関連疾病により死亡した時は、死亡日)」から20年以内に請求する必要があります。

 

国とのアスベスト訴訟の和解手続を利用する

アスベスト訴訟とは、アスベスト工場での作業によるアスベスト曝露で「中皮腫」「肺がん」「アスベスト肺(アスベストーシス)」などのアスベストが原因で発症する病を患った方や、その遺族の方が、国を相手に損害賠償を求める裁判のことです。

アスベスト訴訟の中で、国に給付金の対象者であると判断されたら、国との間で和解をすることになります。

和解が成立すれば、最高で1300万円を受給できる可能性があります。

ただし、以下のいずれかの期間が経過した場合には、時効が成立してしまい、請求することができなくなってしまいますので、心当たりのある方は、なるべく早く訴訟を提起することをおすすめします。

  • アスベスト被害を知ってから3年(5年)※
  • 最も重い症状が生じてから20年

※民法が改正された2020年4月1日以前に「アスベスト被害を知ってから」3年が経過していなかった場合は、5年が時効成立の期間となります。

 

労災の申請をする

労災(労働災害)とは、労働者(社員、パート、アルバイトなど)が、仕事に従事する中で生じたケガ、疾病、障害、死亡などのことです。

アスベストを取り扱う業務に従事していた労働者が、アスベストが原因で発病する「中皮腫」「肺がん」「アスベスト肺(アスベストーシス)」などの病を患った場合は、労災の対象となります。

労災申請が認められた方については、労災保険から「療養(補償)給付」「休業(補償)給付」「傷病(補償)年金」「障害(補償)給付」「介護(補償)給付」などの給付を受けることができます。※

※病状等によって、どの給付金を受け取ることができるかは異なります。

ただし、労災給付を受けるためには、期限内に労災申請を行う必要があります。

給付によって申請期限が異なりますので、注意しましょう。

療養(補償)給付 療養の費用を支出した日ごとに請求権が発生し、その翌日から2年
休業(補償)給付 賃金を受けない日ごとに請求権が発生し、その翌日から2年
傷病(補償)年金 監督署長の職権により移行されるため請求時効はなし。
障害(補償)給付 傷病が治癒した日の翌日から5年
介護(補償)給付 介護を受けた月の翌月の1日から2年
葬祭給付 被災労働者が亡くなった日の翌日から2年
遺族(補償)年金 被災労働者が亡くなった日の翌日から5年

 

石綿健康被害救済制度による給付を請求する

石綿健康被害救済制度とは、アスベストによる健康被害を受けたが、労災等の対象者とならなかった方やその遺族に対して、医療費等を給付する救済制度です。

この制度の対象者であると認められた場合、「医療費」「療養手当」「葬祭料」「救済給付調整金」「特別遺族弔慰金」「特別葬祭料」などの給付金を受け取ることができます。

ただし、石綿健康被害救済制度による給付金を受け取るためには、期限内に申請を行う必要があります。

給付によって申請期限が異なりますので、注意しましょう。

医療費 医療費を支払った日の翌日から2年間
葬祭料 死亡した日の翌日から2年間
療養手当 申請の期限なし
※さかのぼって受給できるのは、申請から3年前が限度
救済給付
特別遺族弔慰金
特別葬祭料
  • 中皮腫・石綿による肺がんにより死亡した場合
  • 著しい呼吸機能障害を伴う石綿肺、著しい呼吸機能障害を伴うびまん性胸膜肥厚により死亡した場合
  • 平成18年3月26日以前に死亡
    →令和14年3月27日まで
  • 平成18年3月27日〜平成20年11月30日に死亡
    →令和15年12月1日まで
  • 平成20年12月1日以降に死亡
    →死亡した日の翌日から25年以内
  • 平成22年6月30日以前に死亡
    →令和18年(2036年)7月1日まで
  • 平成22年7月1日以降に死亡
    →死亡した日の翌日から25年以内
特別遺族給付金 令和14年3月27日まで
※令和8年3月26日までに死亡した方の遺族が受給対象



 

会社に対して損害賠償を請求する

アスベストによる健康被害を受けた方については、働いていた会社や、アスベスト建材を作っていた会社に対して、損害賠償請求をすることができる場合があります。

損害賠償請求で受け取ることができるお金は、国からの給付金のように一律には決まっておらず、どのような被害が生じたかによって異なりますので、一概に言うことはできません。

また、会社に対する損害賠償請求についても、請求できる期限がありますので、注意が必要です。

アスベスト健康被害の3つのポイント

アスベストによる健康被害を受けた場合に検討したい3つのポイントがあります。

アスベスト健康被害の3つのポイント

これらのポイントの重要性について、解説していきます。

 

医療機関での診断を受ける

まず、アスベストによる健康被害が疑われる場合は、専門の医療機関で診断を受けることが重要です。

アスベストに関する給付金を受け取るためには、自分がアスベスト関連疾患を患っていることを証明しなければなりません。

また、アスベスト関連疾患には「中皮腫」や「肺がん」など、命に関わる病気も少なくありません。

自分の命を守るためにも、給付金を受給するための証拠を集めるためにも、専門の医療機関での診断を受けることが重要です。

 

請求できる期限に注意

アスベストに関する給付金を受け取るためには、期限内に請求を行う必要があります。

短いものだと、起算日から2年以内に申請をしなければ受け取ることができない給付金もあります。

期限が過ぎてしまうと、給付金を受け取ることができなくなりますので、アスベスト関連疾患を患っていることがわかったら、なるべく早く申請をすることが重要です。

 

アスベストにくわしい弁護士へ相談する

アスベストによる健康被害は、その症状が遅れて現れることや、因果関係の証明が難しいなど、複雑な問題が数多く存在するため、適切な補償を受けるためには、専門知識を持つ弁護士のサポートが重要です。

アスベストに関するどの給付制度を利用するにしても、提出書類の作成や証拠の収集といった作業が必要となります。

これらの作業は一般の方には難しいものである上、アスベスト関連の給付制度は請求期限が短いものが少なくありません。

なかなか作業を進められないうちに、請求期限がきてしまい、給付を受けることができなかったということにもなりかねません。

弁護士であれば、書類の作成等の作業に慣れていますので、スムーズに給付を受けることができます。


 

中皮腫についてのQ&A

中皮腫について、よくあるご質問にお答えします。

中皮腫の寿命はどれくらいですか?

中皮腫患者全体での平均寿命は1〜2年程度といわれています。

しかし、発覚したステージや患者の年齢、合併症の有無などによって、個人差が大きいと考えられます。

 

中皮腫の好発年齢は?

日本での中皮腫発症年齢を見ると、症状確認時の年齢は平均値、中央値ともに61歳との報告があります。

中皮腫はアスベスト曝露から平均38. 0年、中央値は39. 5年の長い年月をかけて発症することから、好発年齢も高齢となると考えられます。

参考:中皮腫と職業性石綿ばく露に関する検討|厚生労働省

 

 

まとめ

中皮腫は、主にアスベスト曝露が原因で発症する病気です。

そのため、中皮腫を患っている方の場合、ほとんどの方がいずれかのアスベストに関する給付の対象になると思われます。

闘病にはお金がかかります。

給付を受けることは当然の権利ですから、安心して闘病生活を続けるためにも、給付の受給をぜひ検討されてください。

当事務所では、アスベスト健康被害問題に注力する弁護士が在籍しております。

電話やオンラインでのご相談も対応していますので、1度弁護士に相談したいと考えている方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

 

 

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