小倉北警察署に逮捕された｜面会・接見や差し入れするには？

更新日:2024年8月８日

小倉北警察署に逮捕された場合の面会については、刑事事件に強い弁護士に相談することをお勧めいたします。

ここでは、小倉北警察署に逮捕されている場合の対処法、問題点、弁護士に依頼するメリットや費用のほか、小倉北警察署に関する有益な情報を解説しています。

小倉北警察署に逮捕されている方との面会方法

小倉北警察署で逮捕された方と面会する場合、まずは刑事専門の弁護士に相談することが推奨されます。

ご家族や友人が小倉北警察署に逮捕されていると聞くと、心配になるのは当然なことです。

早急に面会し、ご状況を把握したいと思われているでしょう。

逮捕された方も、将来に対する不安や家族、職場への心配を抱え、精神的に不安定になりがちです。

このような時、事実と異なる自白を強要されるリスクも否定できません。

しかし、逮捕後72時間は、ご家族であっても、弁護士以外の面会は許可されていません。

72時間を過ぎて、勾留された場合は面会が可能になることもありますが、後記で説明するとおり、大きな制限があります。

そのため、弁護士が早期に面会することが、非常に重要です。

刑事事件に詳しい弁護士は、面会時に今後の捜査の流れ、有罪の見込みや量刑、解決策などを説明できます。

また、依頼者であるご家族に本人のご状況を伝え、不安を和らげるサポートを提供します。

 

 

小倉北警察署に逮捕されている方への差し入れについて

差し入れは、面会とは異なり許可されることが多いです。

小倉北警察署では、食事や衣類など生活必需品が提供されますが、質に不満を感じることもあります。

ストレスが多い環境では、洋服などの差し入れがストレスを軽減する助けとなります。

差し入れるべき物は、個々の状況によって異なるため、弁護士を通じて本人の意向を確認することが望ましいです。

 

 

小倉北警察署に逮捕された際の問題点

孤独と不安が続く

逮捕直後は、ご家族であっても面会が許されません。

勾留後も、接見禁止（面会を禁止するという裁判所の決定）が設けられることがあり、その場合は弁護士以外は面会できません。

接見禁止がない場合でも、弁護士以外の方の面会には多くの制限があります。

例えば、警察官の立会いが必要となるため、会話の内容には相当気を配ることになるでしょう。

面会時間は原則30分以内、実際には15分程度です。

また、面会可能な時間帯は平日の限られた時間のみで、1日に面会できるのは1組のみです。

このような状況下であるため、逮捕された本人は、孤独や不安を感じることが予想されます。

 

冤罪や不利な結果となるリスク

警察は、逮捕後に厳しい捜査を行い、人権を無視することがあります。

長時間に及ぶ過酷な取り調べにより、精神的に強い人でも事実と異なる供述をしてしまう可能性があります。

これにより、無実の人が有罪とされる冤罪のリスクがあります。

また、犯行自体は事実であっても、警察にとって都合が良いストーリーに事実を捻じ曲げられてしまい、結果として不利になるケースも想定されます。

 

示談交渉が開始できない

被害者がいる事件では、示談の成功が不起訴獲得の鍵となります。

検察官は、起訴時に被害者の処罰感情を重視します。

示談が成功し、被害者が処罰を望まない場合、起訴の必要性が低くなります。

そのため、示談交渉の成功は非常に重要です。

ところが、逮捕後、起訴までの最長期間は23日しかありません。

起訴されると、有罪判決を受ける確率は99％以上です。

そのため、示談交渉を迅速に進めることが重要です。

しかし、逮捕されると、自分で示談交渉を開始することは不可能です。

 

 

小倉北警察署で弁護士に面会を依頼する5つのメリット

 

 

小倉北警察署への初回接見サービスの料金

小倉北警察署への初回接見サービスは税込み1万1000円です。

※出張日当、交通費及び実費等を含むものであり、別途費用はいただきません。

※他の警察署への接見の場合、料金が異なる場合があります。詳細は以下のリンクをご覧ください

 

 

初回接見サービスの内容

初回接見サービスは、ご家族からの要請を受けて弁護士が小倉北警察署に急行し、法的な助言を提供する内容です。

正式な刑事弁護活動の依頼については別途弁護士費用が発生します。

 

 

小倉北警察署についてのお役立ち情報

小倉北警察署は、福岡県北九州地区に属し、北九州市小倉北区全域を管轄しています。

【窓口】

平日: 午前9時から午後5時45分まで
土曜、日曜、祝日、年末年始の取扱いはありません

代表電話：093-583-0110

【最寄駅と出口】

JR:鹿児島本線

• 西小倉駅(徒歩10分)
• 小倉駅(徒歩20分)

 

小倉北警察署に逮捕されたケースについての解決例

逮捕後に弁護士が面会し、示談で釈放された事例

Ｇさんには大切な妹がいました。

彼女が交際相手から継続的にDVを受けていることが判明し、顔にアザができ、睡眠薬を大量に飲むほど追い詰められていました。

Ｇさんは妹を守るため、相手に「同じ苦しみを味わえ」と言い、壁に頭を打たせて睡眠薬を飲ませました。

結果、相手は救急車で運ばれ、Ｇさんは傷害と強要で逮捕されました。

妹は「自分のせいで兄が逮捕された」と弁護士に涙ながらに相談しました。

私たちは迅速にＧさんと接見し、示談交渉を開始。

最終的に適正な金額での示談が成立し、Ｇさんは早期に釈放されました。

※実際の事例を題材としておりますが、事件の特定ができないようにイニシャル及び内容を編集しております。なお、あくまで参考例であり、事案によって解決内容は異なります。