東京空港警察署に逮捕された｜面会・接見や差し入れするには？

執筆者：弁護士　永野裕貴

弁護士法人デイライト法律事務所　弁護士　　保有資格 / 弁護士

更新日:2025年1月27日

東京空港警察署に逮捕された方がご家族にいる場合、刑事事件に強い弁護士にご相談されることをお勧めします。

ここでは、東京空港警察署に逮捕されたときの面会や差し入れの可否、注意点、弁護士に依頼するメリットや費用、その他東京空港警察署に関する情報をご案内しています。

東京空港警察署に逮捕された方と面会するには？

東京空港警察署に逮捕された方との面会は、できるだけ早く刑事事件に詳しい弁護士に相談することを検討しましょう。

ご家族やご友人が東京空港警察署に逮捕されているとお知りになった方は、とても心配されていると思います。

早く本人と会って無事なのかを確認したい、と思われているのではないでしょうか。

逮捕された本人も、今後のこと、家族や仕事に対して漠然とした不安を覚え、精神的に不安定になっていると想定されます。

このような不安定な状況においては、警察の誤導や脅迫により、虚偽の自白をすることが懸念されます。

そのため本人の不安を解消することが重要となります。

しかし、逮捕直後の72時間は、ご家族であっても、本人との面会は許可されていません。

逮捕直後は弁護士以外の者の面会は認められていないのです。

72時間が経過して「勾留」という手続きに入ると、ご家族やご友人も面会できる可能性がありますが、大きな制限があります。

このため、早期に弁護士が本人と面会することが重要です。

刑事事件に強い弁護士は、面会時に捜査の流れや問題点、解決策を助言できます。

また、面会後にご家族に状況を伝え、不安を和らげるサポートを行います。

 

 

東京空港警察署に逮捕された方への差し入れについて

衣類などの差し入れについては、比較的認められるケースが多いです。

ただし、警察によって対応がまちまちです。

また、本人が本当に必要としているものは面会しないとわかりません。

そのため、面会を依頼する弁護士に差し入れもお願いされるとよいでしょう。

 

 

東京空港警察署に逮捕された場合の問題点

拘束された状態が続く

逮捕され、その後勾留されると、身体を拘束された期間が23日間続く可能性があります。

重い犯罪の場合、起訴後にも勾留されると拘束状態はさらに続きます。

 

示談交渉の開始が遅れる

被害者がいる事件では、示談を成功させることが早期釈放や不起訴の獲得のためにとても重要です。

ところが、逮捕されると自分で示談交渉を行うことは不可能になってしまいます。

 

適切に防御できないリスク

警察は逮捕した容疑者に対し、人権を無視した過酷な取り調べを行うことがあります。

本来、容疑者には言いたくないことを言わない権利（黙秘権）や、事実ではない供述調書を訂正する権利などが保障されていますが、一方的な取り調べにより、これらを適切に行使できないことがあります。

 

精神状態が不安定となる

逮捕直後は、ご家族であっても、本人と面会することはできません。

そのため本人が孤独や不安を感じて不安定な精神状態となってしまうことが懸念されます。

 

 

弁護士が面会・接見を行う5つのメリット

 

 

東京空港警察署への初回接見サポートの弁護士費用

東京空港警察署への初回接見サービスは1万1000円（税込）からとなります。

※当事務所から東京空港警察署までの往復の所要時間が1時間を超えると、所要時間に応じて、下記の出張日当及び交通費が発生いたします。

往復の所要時間	出張日当（税込）
1時間以内	0円
1時間超え〜4時間以内	2万2000円
4時間超え〜8時間以内	5万5000円
上記を超える場合	応相談

弁護士費用については担当弁護士がご相談時にお見積りを出させていただきますので、お気軽にご相談ください。

 

 

東京空港警察署への初回接見サポートの内容

ご家族等からの要請を受け、弁護士が東京空港警察署に赴き、法的助言を提供します。

正式な刑事弁護活動の依頼には別途費用が発生します。

初回接見サービスについての詳細は以下をご覧ください。

 

 

東京空港警察署についてのお役立ち情報

東京空港警察署は、大田区の内 羽田空港1~3丁目を管轄しています

8時30分から16時30分まで（土日祝日・年末年始を除く）

〒144-0041
東京都大田区羽田空港3丁目4番1号

TEL：03-5757-0110

東京モノレール「羽田空港第2ターミナル駅」徒歩8分、京急空港線「羽田空港国内線ターミナル駅」徒歩8分

公式サイト：東京空港警察署

 

 

東京空港警察署での初回接見サポートのプロセスと利点

逮捕は、事前の予告なしに行われることが圧倒的に多いです。つまり、本人を含め、家族の方にとっても突然のことなので、初動をどうすればいいのかで時間だけが過ぎていってしまうことも少なくありません。日本の刑事手続においては、逮捕後の最初の72時間は、家族でも面会が許されず、弁護士との接見のみが認められています。しかし、捜査初期段階で本人の意に沿わないかたちで供述調書が作成される場合もあり、この72時間内の対応こそが本人に大きな影響を与える可能性があるのです。

弊所の初回接見サポートでは、そうしたご家族や逮捕された方の負担を軽減するため、迅速な対応を心がけています。まずは弊所にご連絡いただき、相談の予約をお願いします。契約が結ばれ次第、弁護士が速やかに東京空港警察署へ向かい、本人と面会して適切なアドバイスを提供します。

接見後には、弁護士がご家族に状況を報告し、不安を軽減するための助言を行います。また、その後の正式な弁護活動に向けた契約や打ち合わせも進めます。逮捕・勾留に関するケースでは、初動の速さが極めて重要です。東京空港警察署での逮捕事案については、デイライト法律事務所にお任せください。

 

 

東京空港警察署での初回接見サービス

Kさんは東京で今年で２２歳になる一人娘と暮らしているシングルマザーです。
その日、休日でしたが娘が「遊びに行く。」と行って外出していくのを見送りました。Kさん自身は特に外出する予定もないので、部屋の掃除をし、少し休憩しようとソファに腰掛けてスマートフォンで動画サイトを見ていました。
すると突然動画が中断し着信画面に変わりました。表示されているのは登録外の見たことない番号です。
Kさんは誰からの電話か全く見当がつきませんでしたが、とりあえず出てみることとしました。
電話口の人物は、自身が東京空港警察署の警察官であると名乗りました。そして、娘を窃盗で逮捕したと単刀直入に告げてきました。
Kさんは耳で聞き取った内容を処理しきれず、しばらく固まりました。その後警察官といくつかやりとりをした記憶はありますが、すべて上の空で全く覚えていません。

Kさんは激しい同様の中でも「弁護士に相談しなければ」という考えはあったので、すぐさまスマートフォンで法律事務所を探し始めました。
しばらく探していたところ、デイライト法律事務所が提供している初回接見サービスが見つかりました。
これは弁護士が警察署に急行し、逮捕・勾留されている本人と面会して適切な助言をして本人の不安を解消してくれるものとのことです。

これこそ今自分が求めているものだと考えたKさんは、早速事務所に連絡して相談予約を確保してもらいました。何と、Kさんと弁護士はその日のうちに事務所で面談、契約し、弁護士はすぐに東京空港警察署に向かい、娘と面会してくれました。

接見後、弁護士はKさんに娘の状況を報告してくれました。全く状況がわからなかったのが、弁護士に依頼したことで詳細を知れたことで、Kさんはとても助かったと思いました。