
「0570550202」の番号は、三菱UFJニコスというカード会社の電話番号です。
この番号から突然電話がかかってくると、不安を感じる方も多いでしょう。
特に見覚えのない番号からの着信には警戒心を抱くことが一般的ですが、この場合、多くの場合は三菱UFJニコスからの督促電話である可能性が高いです。
この電話の主な目的は、三菱UFJニコスが発行しているクレジットカードや関連する金融商品の支払いが遅れている場合に、その支払いを促すための連絡です。
三菱UFJニコスから電話等で連絡が入った場合には、ご自身がお持ちのカードで、支払が止まってしまっているものがある可能性が高いので、心当たりがない場合にはまずは引き落とし口座の残高を確認するようにしましょう。
このページでは、三菱UFJニコスがどのような会社なのかを確認したうえで、電話等で支払が遅れた場合の連絡を受けた際に注意すべきポイントや対応方法について解説していきたいと思います。
目次
0570550202は三菱UFJニコスの督促電話?
「0570550202」の番号は、三菱UFJニコスというカード会社の電話番号です。
この番号から電話があった場合、多くの場合は三菱UFJニコスからの督促電話である可能性が高いでしょう。
三菱UFJニコスが発行しているクレジットカードや関連する金融商品の支払いが遅れている場合に、その支払いを促すため、この番号から入電があります。
0570550202から電話があった場合には、まずは、ご自身が三菱UFJニコスのクレジットカードを利用しているかどうかを思い出しましょう。
次に、直近の支払い状況を確認し、万が一、引き落としが滞っている場合にはその原因を特定する必要があります。
例えば、引き落とし口座の残高不足が原因である場合も少なくありません。この場合、引き落とし口座に不足分を補填するか、三菱UFJニコスに直接連絡を取って支払い方法を確認しましょう。
電話が督促である場合、速やかに状況を確認し、遅延している支払いを解消することが求められます。
以上のような督促電話は、あくまで顧客とカード会社の間の正常なコミュニケーションの一環である場合が多いですが、適切に対応しないと問題が拡大する可能性があります。
そのため、まず冷静に状況を把握し、必要な対応を迅速に取るよう心掛けてください。
三菱UFJニコスについて
三菱UFJニコスという会社名を聞いても、普段利用しているカードとの関連が分からないという方もいらっしゃると思います。
そもそも、三菱UFJニコスとは、どのような会社なのでしょうか。
まずは、三菱UFJニコスについて、会社概要など基本的な情報をご紹介します。
項目 | 内容 |
---|---|
商号 | 三菱UFJニコス株式会社 Mitsubishi UFJ NICOS Co., Ltd. |
設立年月 | 1951年6月7日(旧日本信販) 2007年4月1日(三菱UFJニコス) |
本社 | 〒101-8960 東京都千代田区外神田4-14-1 秋葉原UDX |
本店所在地 | 東京都文京区本郷3-33-5 |
代表 | 代表取締役会長 石塚 啓 代表取締役社長兼 社長執行役員 角田 典彦 |
事業内容 | 1. クレジットカード発行事業 2. ソリューション事業 3. プロセッシング事業 |
貸金業者登録番号 | 関東財務局長(14)第00115号 (登録有効期間:令和5年2月18日~令和8年2月17日) |
包括信用購入あっせん業者登録番号 | 関東(包)第1号 |
クレジットカード番号等取扱契約締結事業者登録番号 | 関東(ク)第49号 |
主な株主 | 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) 株式会社日本カストディ銀行(信託口) STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001 THE BANK OF NEW YORK MELLON AS DEPOSITARY BANK FOR DR HOLDERS |
三菱UFJニコスは、正式には「三菱UFJニコス株式会社」といいます。
三菱UFJニコスは、日本を代表する大手クレジットカード会社の一つであり、三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)の中核企業として位置付けられています。
このグループ内では、三菱UFJ銀行とは兄弟会社の関係にあり、銀行系カード会社としての高い信頼性と豊富な実績を持っています。
銀行系クレジットカード会社としては三井住友カードがトップシェアを誇りますが、三菱UFJニコスも歴史ある企業であり、日本国内で広く利用されています。
三菱UFJニコスの起源は1951年に設立された「日本信用販売株式会社」にまで遡ります。
その後、UFJカード株式会社との合併を経てUFJニコスとなり、さらにディーシーカード(旧ダイヤモンドクレジット)などの企業を統合して、2007年に現在の「三菱UFJニコス株式会社」に改称されました。
このような統合と再編の歴史を持つため、三菱UFJニコスが発行するクレジットカードには、これらの前身企業の名残が多く含まれています。
現在、三菱UFJニコスは「三菱UFJカード」「MUFGカード」「DCカード」「NICOSカード」「JAカード」といった複数のブランドでクレジットカードを展開しています。
また、これらのカードに加え、「提携カード」と呼ばれる種類のクレジットカードも発行しています。
提携カードとは、カード会社が他の企業と共同で発行するカードで、三菱UFJニコスでは「リクルートカード」「JRAカード」「JALカード(一部)」などが有名です。
たとえば、リクルートカードはリクルート社のウェブサイトを通じて発行されることが多く、三菱UFJニコスが関与していることを意識せずに利用している場合もあります。
そのため、三菱UFJニコスから連絡を受けた際には、自分が保有するカードがこれらのいずれかである可能性も確認する必要があります。
このように、三菱UFJニコスという社名に心当たりがない場合でも、自分が所有するカードが同社発行のものである可能性を念頭に置きましょう。
上述の複数ブランドのクレジットカードや提携カードのいずれかを保有している場合、連絡内容が自身に関係している可能性があります。
不明点があれば、三菱UFJニコスの公式サイトやカスタマーサポートに問い合わせるようにしてください。
三菱UFJニコスからの着信、その意味とは?
三菱UFJニコスからの着信には、さまざまな意味が含まれている場合がありますが、多くの場合、クレジットカードの支払いに関する督促の電話である可能性が高いです。
具体的には、三菱UFJニコスが発行しているクレジットカードを利用した後に、引き落とし口座に十分な残高がないために支払いが滞っている場合、この支払いを促すための連絡が行われます。
支払い督促の電話のほかにも、三菱UFJニコスからの着信にはいくつかの異なる理由が考えられます。
例えば、不正利用が疑われる場合には、それを確認するための電話がかかってくることがあります。
これは、カードを所有している本人が利用していない取引が検知された場合に、不正な第三者による利用を防ぐための迅速な対応として行われるものです。
このような連絡は、カードの安全性を保つために非常に重要です。
また、個人情報の漏洩やシステムトラブルなどの不測の事態が発生した場合には、そのお詫びや損失補償の手続きについて説明するための電話である可能性もあります。
これらの連絡は、通常の利用とは異なる状況で発生するため、緊急性が高い場合が多いといえます。
さらに、三菱UFJニコスが提供する新しいサービスやキャンペーンに関する営業電話が入ることもあります。
たとえば、カードのアップグレードやポイント還元プログラム、その他の付加価値サービスに関する案内が電話を通じて行われる場合があります。
このような営業目的の連絡は、必ずしも差し迫った問題ではありませんが、内容によっては検討に値する情報を含んでいることがあります。
電話の用件を正確に確認し、不明な点や疑問がある場合には、三菱UFJニコスの公式窓口を通じて問い合わせを行うことで、安全かつ適切に対応することが可能です。
特に、支払いが滞っている場合やカード利用に異常がある場合には、迅速に対応することで、延滞損害金の発生や信用情報への影響、不正利用による被害を未然に防ぐことができます。
着信番号が三菱UFJニコスの正規のものかどうかを確認し、不審な点がある場合には公式ウェブサイトに記載されている窓口に直接問い合わせることをお勧めします。
詐欺を目的とした偽の電話のリスクを排除するためにも、信頼できる連絡先を利用することが大切です。
このような慎重な対応が、トラブルを未然に防ぎ、安心してカードを利用するための鍵となります。
以上のように、三菱UFJニコスからの着信にはさまざまな意味が含まれている可能性があるため、電話の内容を確認することが重要です。
三菱UFJニコスからの着信を無視し続けることは避けましょう。
三菱UFJニコスからの連絡を無視したらどうなる?
三菱UFJニコスから支払いの督促があった場合、その連絡を無視することは適切な対応ではありません。
督促を無視することで債務が解消されることはなく、むしろ問題が深刻化し、さらなる不利益を被る可能性が高まります。
したがって、督促を受けた場合には、速やかに三菱UFJニコスと相談するか、弁護士などの専門家にアドバイスを求め、解決策を検討することが求められます。
もし、支払いの督促を無視した場合には、いくつかの重大なリスクに直面する可能性があります。
①支払いの督促の連絡が続けられる可能性
まず、債務が消えるわけではないため、支払いを求める連絡が続けられる可能性が高いです。
このような状況では、心理的なストレスが蓄積し、生活全般に悪影響を及ぼすことも考えられます。
②債権回収会社などによる支払いの督促に変化する可能性
また、カード会社からの直接の督促が進展しない場合、債権回収の専門機関である債権回収会社(サービサー)に業務が委託されることが一般的です。
これにより、督促の形態が変化し、さらなる負担を招く可能性があります。
債権回収会社が関与するようになると、自宅訪問や郵便物の投函といった直接的な督促が行われることがあります。
これにより、延滞の事実が家族や近隣住民に知られるリスクが生じます。
特に、直接訪問される場合には、プライバシーが侵害されるだけでなく、精神的なプレッシャーも大きくなります。
③延滞利息や遅延損害金が増え続ける可能性
支払いの督促を無視して債務の延滞を続けると、延滞利息や遅延損害金の形で、債務の金額が膨れ上がっていきます。
遅延損害金の率は一般的な利息よりも高いことが多いです。
④訴訟など、裁判所を通じた法的な手続きに移行する可能性
さらに、これらの対応を無視し続けた場合、最終的には法的手続きが取られる可能性があります。
裁判所を通じた法的手続きに移行すると、訴訟が提起されることが考えられます。
訴訟への対応には費用や時間がかかり、もし適切に対応しなかった場合には、裁判に敗訴す
る可能性が非常に高くなります。
⑤強制的に財産を差し押さえられる可能性
裁判所の判決を無視し続けると、強制執行という形で財産を差し押さえられるリスクが現実のものとなります。
差し押さえの対象には、給与、預金口座、不動産、動産などが含まれます。これにより、生活基盤が脅かされるだけでなく、家族や職場にも影響が及ぶ可能性があります。
このように、督促を無視する行為は、問題を先送りにするだけで、最終的な解決を遠ざける結果となります。
迅速かつ適切な対応を心掛けることで、トラブルの拡大を防ぎ、問題を円満に解決することができます。
三菱UFJニコスから連絡があったときの対処法
三菱UFJニコスからの連絡を受けた場合、その連絡が自分に関係するものであるか、あるいは身に覚えのないものであるかを確認することが最初の重要なステップです。
引き落としができなかった場合
三菱UFJニコスのクレジットカードを利用している場合、引き落とし口座の残高不足などが原因で、カードの支払いができず、三菱UFJニコスから連絡が入ることがあります。
このような状況ではどう対応すべきでしょうか。
たとえば、他の支払いと引き落としのタイミングが重なったり、残高の確認を怠ってしまった場合など、支払いが滞った理由はさまざまです。
支払いが遅れていることに気づいたら、まずは三菱UFJニコスに連絡を取り、振込先や支払い期限を確認したうえで、案内された口座に速やかに支払いを行うことが重要です。
この場合、三菱UFJニコスからの電話に折り返しの連絡をして、窓口の担当者の指示に従い、支払いの調整を行うことになります。
支払いが難しい場合
債務整理を検討する
もし支払いの遅延が長期化し、すぐに支払いを行うことが難しい場合には、弁護士に相談し、債務整理を検討することが必要になるかもしれません。
借金問題を先延ばしにしても、状況が改善することはなく、むしろ負担が増えるだけです。
三菱UFJニコスへの支払いが困難である場合、「債務整理」という法的な手続きが解決策となります。
債務整理とは、返済が難しい借金を整理するための方法で、返済額を減らしたり、返済条件を緩和したりすることで、債務者の負担を軽減します。
主に3つの手続きがあり、それぞれ異なる特徴を持っています。
任意整理は、裁判所を介さず、弁護士が債権者(ここでは三菱UFJニコスなど)と直接交渉し、利息や遅延損害金の免除や、長期分割払いによる毎月の返済額の減額を合意する方法です。
また、過払い金が発生している場合には、その分の減額や返還を求めることも可能です。任意整理は柔軟性が高く、一部の債権者だけを対象とすることもできます。
この手続きは、裁判所を通じて借金の減額を図り、原則3年間(最長5年間)で分割払いを行う制度です。
個人再生は、住宅ローンを返済中であっても自宅を手放すことなく借金(住宅ローン以外)を大幅に減額できる点が特徴です。
ただし、手続きには厳格な条件が課されるため、事前の確認が必要です。
自己破産は裁判所に申し立てを行い、支払い不能と認められることで、借金を免除してもらう手続きです。
裁判所が「免責」を認めた場合、債務は全額免除され、生活再建が可能になります。
ただし、一定の財産を手放す必要がある場合や、手続きの過程で資格制限を受ける職業があるため、注意が必要です。
これらの債務整理手続きには、それぞれメリットとデメリットが存在します。
どの方法が最適かは、個々の事情や借金の内容によって異なりますので、債務整理に詳しい弁護士に相談し、適切な選択をすることが推奨されます。
なお、債務整理に関しては、以下のページで詳しく解説しておりますので、より詳細にお知りになりたい場合には、ぜひ参考にされてください。
時効の援用を検討する
また、借金が長期間にわたり未払いとなっている場合、時効の援用を検討することも可能です。
一定期間、債権者が権利を行使しない場合、借金の時効が成立し、法的に債務が消滅することがあります。
通常、借金の消滅時効は弁済期から5年を経過することで成立しますが、これを主張するには「援用」という手続きが必要です。
援用とは、時効の利益を受ける意思を正式に債権者に通知する行為で、一般的には内容証明郵便を用いて行います。
この手続きは自分で行うこともできますが、専門家に依頼することで確実に進められるほか、債権者との交渉を一任できるという利点があります。
なお、消滅時効の援用について詳しく知りたいという場合には、以下の記事で解説しておりますので、ぜひ参考にされてください。
身に覚えがない場合
三菱UFJニコスからの連絡内容が架空請求である可能性もゼロではありません。
利用した覚えがない督促が届いた場合は、慎重な対応が求められます。
まず、督促内容を精査し、公式窓口に問い合わせて確認を取ることが重要です。
不当な請求であると確認できた場合には、証拠を整えて反論し、必要に応じて法的措置を講じる準備を進めましょう。
その際、弁護士に相談することで、適切なアドバイスを受けることができます。
NGな対応の例
三菱UFJニコスからの連絡は、債務者にとって決して心地よいものではありません。
しかし、慌てふためいて不適切な対応を取ると、事態を悪化させる可能性があります。
そのため、以下のような行為は厳禁です。
- 督促の連絡について無視をし続ける
- 「知らない」「すでに返済した」などの虚偽の主張を行うこと
- 担当者に怒鳴りつけたり、脅迫的な言動をしたりすること
冷静さを保ち、適切な対応を取ることで、事態を悪化させずに解決できる可能性があります。
上記に挙げたNGな対応を避けることは、問題解決への第一歩と言えるでしょう。
0570550202の番号以外にも注意する
三菱UFJニコスについては、0570550202以外の番号から、連絡がある場合もあります。
三菱UFJニコスが公表している電話番号とサービス内容に関しては、以下のとおりです。
案内内容 | 電話番号 |
---|---|
NICOS 盗難紛失受付センター | フリーダイヤル(通話料無料) 受付時間 24時間 年中無休 0120-159674 |
ご請求金額・お支払い方法のご案内 | 自動音声応答 24時間対応(システムメンテナンス時間を除く) 03-4330-3041 |
NICOSコールセンター | 自動音声応答サービス/24時間 オペレータの受付時間/9:00~17:00(無休・年末年始は休み) 0570-025405 03-5940-1100 |
0570550202の着信についてのQ&A
三菱UFJニコスから電話がかかってくる理由は何ですか?

- 支払いが遅れている場合の督促
- カードの不正利用の可能性がある取引を検知した場合
- お知らせや新しいサービスなどの営業電話
三菱UFJニコスカードを滞納すると、カードの利用停止や遅延損害金の発生などのペナルティがあるため、折り返しの連絡をして用件を確認するようにしてください。
三菱UFJニコスの引き落としができなかった場合、どうすればいいですか?

「ご請求金額・お支払方法のご案内」サイトから請求金額、支払方法の確認、支払予定日を登録することができます。
支払い方法については、ご自身が引き落とし口座として登録している金融機関によって、対応が異なります。
請求金額を払込取扱票に記載のコンビニエンスストアおよび各金融機関の窓口で支払う必要があります。
まとめ
「0570550202」の番号は、三菱UFJニコスというカード会社の電話番号です。
この番号から電話があった場合、多くの場合は三菱UFJニコスからの督促電話である可能性が高いでしょう。
三菱UFJニコスが発行しているクレジットカードや関連する金融商品の支払いが遅れている場合に、その支払いを促すため、この番号から入電があります。
0570550202から電話があった場合には、まずは、ご自身が三菱UFJニコスのクレジットカードを利用しているかどうかを確認してください。
うっかり口座にお金を入れておくのを忘れてしまい、1〜2日程度滞納した程度であればそこまで影響は大きくありませんが、滞納期間が1か月近くになると、残りの債務を一括で請求される可能性もあります。
生活が苦しく支払えないからといって督促を無視して放置していると、最終的には裁判を起こされ財産を差し押さえられます。
滞納分をそのままにしてもメリットは何一つないので、取り返しがつかなくなる前に、借金問題に精通した弁護士に相談して、今後の対応について検討することをおすすめします。
デイライト法律事務所では、債務整理に精通した弁護士とその専門チームが、借金問題に苦しむ方々を強力にサポートしています。
初回のご相談は無料で対応しているため、まずはお気軽にお問い合わせください。