離婚時の年金分割額をシミュレーション|年金分割計算機
年金分割は、分割してもらう側(権利者)、分割する側(義務者)双方にとって、とても大切な制度です。
しかし、年金分割の計算は複雑でわかりにくくなっています。
当事務所では、年金分割の概算額を素早く確認したいという方のために、オンラインで、かつ、無料で自動計算できるサービスをご提供しています。
※正確な金額については年金事務所にお問い合わせください。
以下の空欄にご入力いただくことで、年金分割の概算額をご確認いただけます。
「分割の割合」が入力値と異なる結果を表示している場合:法律上認められる最小値を表示しています。
用語(対象期間の標準報酬総額)について
対象期間の標準報酬総額について
年金分割の対象期間(結婚している期間)の厚生年金保険料納付記録(標準報酬)を、それぞれの生年月日に応じた再評価率を用いて現在価値に換算した額の合計額です。
年金分割の結果を調べるためにはこの対象期間の標準報酬総額が必要となります。
対象期間の標準報酬総額は「年金分割のための情報通知書」という書類に記載されています。
具体的には次の赤枠の部分で、「第1号改定者」が年金分割する側(通常は夫)、「第2号改定者」が年金分割してもらう側(通常は妻)です。
この書類は年金事務所に申請することで取得することが可能です。
最寄りの年金事務所はこちらで検索可能です。
「年金分割のための情報通知書」の見方や取得する方法については以下にまとめていますので参考になさってください。
なお、「年金分割のための情報通知書」は申請から入手まで2〜3週間ほどかかります。
年金分割の金額をもっと簡単に、かつ、今すぐに把握したいという方は、結婚している全期間の概算の給与総額を計算し、対象期間の標準報酬総額の欄に入力なさっても良いでしょう(不正確な金額となるためお勧めはいたしません。)。
分割の割合について
年金分割の按分割合のことで、最大値は50%となります。
最小値は、第1号改定者(総額が多い方)と第2号改定者(総額が少ない方)の対象期間標準報酬総額の合計金額に対する第2号改定者の対象期間標準報酬総額の割合となります。
必ずお読みください(免責事項)
- シミュレーターは概算額の算定しかできません。年金分割の正確な金額を算出する場合、結婚している全期間の給与額の情報等が必要となります。正確な金額を確認されたい方は年金事務所にお問い合わせください。
- シミュレーターの結果は参考程度とし、年金分割については離婚専門の弁護士にご相談されるようにしてください。
- シミュレーターを利用されたことにより生じた不利益な結果や損害などについては、一切責任を負いかねますので予めご了承ください。
- 報酬比例部分の乗率は「5.481 / 1000」(生年月日は1946年4月2日以降・対象期間は2003年4月以降に適用)で算定しています。
- 分割の割合の最大値は50%となります。
- 分割の割合の最小値は第1号改定者と第2号改定者の対象期間標準報酬総額の合計金額に対する第2号改定者の対象期間標準報酬総額の割合となります。これを下回る割合を入力した場合は自動修正しております。
当事務所には、離婚事件に注力する弁護士のみで構成される離婚事件チームがあり、年金分割について、専門知識とノウハウを共有しております。
離婚でお困りの方は、当事務所までお気軽にご相談ください。
なぜ離婚問題は弁護士に相談すべき?弁護士選びが重要な理由とは?