スマホにロックがかかっている!浮気の証拠はどうする?
夫が浮気していると思いますが、本人は浮気を否定しています。
また、携帯電話もロックがかかっていて見ることができません。
どのようにして証拠を集めれば良いでしょうか?
浮気が疑われる相手のスマホにロックがかかっている場合、
- 車内での不貞相手の会話内容の録音
- ラブホテル等の利用、宿泊等の記録
- 不貞相手と実際に会っている際の写真
などが浮気の証拠となりえます。
離婚問題に詳しい弁護士が具体的に解説いたします。
スマホにロックがかかっている場合の浮気の証拠例
①夫と不貞相手の会話内容の録音
例えば、夫が不貞相手と会う場合に自分の車に不貞相手を乗せて、ホテル等に移動するということは少なくありません。
そのような場合には、車内で性行為を推認させる会話が交わされている可能性があります。
そこで、夫の車にICレコーダーを設置して、夫と不貞相手の会話を録音するという方法が考えられます。
この場合も、不貞行為の証拠として用いるには、録音された会話内容が性行為を推認させるに足りるものであることが必要です。
②ラブホテル等の利用、宿泊等の記録
例えば、夫と不貞相手がラブホテルでよく会っているという場合、そのホテルを清算する際の領収書が夫の持ち物や車内から見つかることがあります。
そのような領収書も、不貞行為の証拠の一つにはなります。
もっとも、この場合は、領収書の存在から、夫がラブホテルを利用した事実を推認し、したがって、不貞行為たる性行為が推認されるというロジックになるため、領収書の枚数が多ければ多いほど、推認力は高まるでしょう。
③夫と不貞相手が実際に会っている際の写真
夫の行動が怪しいと思った場合には、ご自身で、こっそり後をつけ、夫の行動を観察してみるのもひとつの方法です。
仮に、夫が不貞相手と待ち合わせ等をしている現場を目撃した場合には、それを写真に撮っておくと、それが不貞行為の証拠になる場合があります。
もっとも、外で待ち合わせをしている場合には、夫と不貞相手が、自宅やホテル等に入るまで待って、入る際の写真(できれば出るところの写真も)を撮ることが重要になります。
単なるツーショット写真では、性行為を推認させる力は極めて弱いからです。
ここで挙げた方法は、一例にすぎません。
個別に様々な方法が考えられますので、詳しくは離婚問題に詳しい弁護士に相談されると良いでしょう。
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