相続問題に対するスタンス
「相続」という言葉を耳にした際、皆さまはどのようなことを思い浮かべるでしょうか。
高齢のご家族がいらっしゃる方は、ご自身が相続人になられることを考えられたことがあるかもしれません。
また、ご自身がお亡くなりになられた際のことを考えられた方もいらっしゃるかもしれません。
私自身、父を亡くした際に、相続の問題について考える機会がありました。
父は、遺言などは遺しておりませんでしたので、相続人である私たち家族の間で、相続について取り決めをしました。
幸いにも、相続人の間で揉めることはありませんでしたので、相続の手続き自体は比較的楽に済みました。
それでも、相続放棄(被相続人が亡くなってから3か月以内)など、期限が定められている手続きもあり、日々の生活の合間に、相続の手続きをすることとなりました。
財産を遺す立場の方々は、遺されたご家族の間で、争いなく相続手続きをしてもらいたいとお考えかと思います。
しかしながら、適切な方法をとらなければ、かえって争いが生じてしまうことも少なくありません。
後の争いを避けるためにも、相続の専門家である弁護士にご相談されることが重要となります。
また、ご親族がお亡くなりになられた時、突然、相続という問題に直面される方も少なくありません。
相続放棄など、時間が経過することで、取り返しのつかない問題が生じる可能性もございます。
また、疎遠になっている親戚の方々とやり取りをする必要が生じることもあります。
そのため、ご自身の日々の生活を続けられる傍ら、相続手続きを進めることは、かなり負担の大きいものです。
法的なアドバイスをすることはもちろんですが、ご依頼される方々の精神的な負担を軽減することも、弁護士としての重要な役割であると考えています。
弁護士にご相談されることは、敷居が高いと思われる方もいらっしゃるかもしれません。
しかしながら、相続は誰しもが直面する可能性のある問題であり、かつ、相続の専門家である弁護士のサポートが必要な事案も多く存在いたします。
ぜひ、相続専門の弁護士に、お気軽にご相談ください。
経歴
●東京都立日比谷高等学校 卒業
●一橋大学法学部法律学科 卒業
●慶應義塾大学法務研究科 卒業
●最高裁判所司法研修所 修了
●弁護士法人デイライト法律事務所北九州オフィス 入所
所属
福岡県弁護士会
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